2015年度 3月三送山行 奥高尾・草戸山(3月28日) 
新宿8:03(京王線) → 8:57高尾山口9:20(2ピッチ)→ 梅の木平 →

10:36三沢峠10:40  → 11:00峰の薬師11:05 → 11:21三沢峠 → 

11:44草戸山(365m)・昼食14:07(1ピッチ) → 15:03高尾山口15:43(京王線)

 → 16:31新宿

年度末の恒例、卒業生送別の三送山行です。今回初めて参加する1年生女子の新入部員がいたり、卒業生送別のセレモニーをしたりすることもあって、簡単に登れて山頂で時間がとれ、なおかつ他の登山者に迷惑をかけないよう、あまり人が訪れない所ということで奥高尾の草戸山に出かけました。標高は高尾山より低く、「山岳部」の名が泣くかもしれませんが、今回は送別会が山行の目的なので大目に見てもらいましょう。

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標高が低く、相模原の街が眼下に開けているので当然の結果でしょう。
天候や周囲の樹林の有無などにより、状況は変化しますので、あくまでも参考データです。
 
 高尾山口駅前の広場で体操と給水を済ませて出発します。高尾山口はとてもモダンな建物になりました。
 駅を出てすぐの桜は、すでに満開に近い状態でした。
 一つひとつの花は、完全には開ききっていなく、もうちょっとで満開というところです。
 高尾山には大勢の人が訪れるので、「高尾山ミュージアム」もあります。その前を通る国道20号線を進みます。
 正面は高尾山インターチェンジ。これから向かう山の自然とは対照的な風景です。
 地下道を通ってインターチェンジを通過します。
 圏央道、高尾山インターの出入り口です。
 インターチェンジを通過したら、道路を左側に渡ります。「うかい竹亭」入り口の看板を左に入ります。
 国道20号線を分けて、進んでいきます。
 そのまま進むと、左側に老人ホームが見えてきます。ここを過ぎるあたりから道の舗装はなくなって、自然歩道へと入ります。
 今回は卒業生、現役、OB・OG、顧問を含めて総勢22名。隊列が長くなります。この点でも、人が大勢来る山に出かけたら大変でした。
 駅から歩き始めて50分もすると、グリーンセンターが出てきます。
 グリーンセンターを過ぎたあたりに、都合よく休憩場所がありました。一本立てます。
 休憩地点から20分かからないで三沢峠に到着しました。
 三沢峠に荷物を置いて、峰の薬師まで出かけてきます。
 途中には電波の中継所がいくつかあります。
 かつてウェブページの写真に映っていた電波塔について、電波塔マニアの方から問い合わせをいただいたことがあるので、こういうものも掲載しておきます。
 景色が開けて、津久井湖と相模原の街が見下ろせる場所があります。湖畔には桜のピンクが目立って見える場所がありました。
 峰の薬師に到着しました。
 この境内には、姿三四郎の決闘の地という碑が立っています。
 再び三沢峠に戻り、荷物を取って草戸山に出発します。
 本日一番のピーク(420m)を通過します。
 ピークは榎窪山。山頂は狭いので、昼食を食べてセレモニーをする余裕はありません。
 しばらく行くと、進行方向右手に城山湖を見下ろせるようになります。
 その反対側は高尾山が見えます。
 この階段を登り切ると山頂です。
 草戸山山頂に到着しました。
 山頂には見晴台があります。城山湖を見下ろせます。
 みんなで昼食の支度にかかります。
 本日は山岳部初メニューのトルティーヤ。生地にレタス、トマト、蒸し鶏などを乗せ、サルサソースをかけて、くるっと巻いていただきます。
 穏やかな陽気の下で、トルティーヤにスープを添えて、みんなで昼食タイムです。
 スイセンの花がきれいに咲いていました。
 昼食後はミーティングを行います。まずは、新入部員の挨拶です。山岳部ではこうしたセレモニーを学校ではなく山に来てやるのが恒例となっています。
 続いて、卒業生の挨拶と部長からの記念品の贈呈。
 さらに、今年度で退官される顧問の先生にも記念品を贈ります。長い間、ご指導ありがとうございました。
 卒業生からはオリジナルのTシャツがプレゼントされました。
 その顧問の先生から、最後のお話です。
 全員で校歌を斉唱します。
 山頂での記念撮影。卒業生の皆さん、それぞれの進路先で頑張ってください。
 卒業生が、先生にプレゼントしたものと同じそろいのTシャツを着てポーズ。ほかの運動部では部のTシャツを作っていますが、山岳部でもこういうの、いいかもしれません。
 山頂で楽しく時間を過ごして、下山します。
 今度は梅の木平方面に下りていきます。
 進行方向の右手は拓殖大学の校地になっています。演習林でしょうか。それとも、開拓して何か施設でも建てるのでしょうか。
 送電線の鉄塔の下を通過します。真下から見上げると、きれいな幾何学模様のようです。
 自然歩道なので、随所に丁寧に指導標があります。こういう手作りっぽいものや、
しっかりしたものまで、整っています。
 
 直進すれば高尾駅まで出られますが、左に折れて高尾山口に戻ります。
 民家の脇に出てきました。
 このルートを反対に登に着かう場合、こちらのピンクのお宅の横を入っていきます。道の左端には指導標が出ています。
 ところが、国道20号線からの入り口は特に案内が出ていません。こちらの峯尾商店さんの手前を左に入っていきます。
 高尾山口駅に戻り、いつものようにアイスクリームを食べ、電車の時間を待ちます。
 今年度の山行もみな無事に終了しました。

 

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