2013年度 3月三送山行 奥多摩・倉戸山(3月30日) 
新宿7:44(JRホリデー快速おくたま1号)→ 9:14奥多摩9:30(バス)→ 9:47倉戸口10:00(2ピッチ2時間) →

11:50倉戸山(1169.3m)13:20(1ピッチ1時間) → 14:20女の湯(バス)14:44→ 15:10奥多摩15:26

(JRホリデー快速おくたま2号) → 16:58新宿

 2014年になってからは、週末の日程がうまくとれず、山行に行く機会がありませんでした。とうとう春休みに入ってしまいましたが、今回は卒業生を送り出す三送山行です。ずっと受験勉強を続けてきて運動不足の卒業生にも無理なく登れる山として、奥多摩の倉戸山を選びました。この山は榧ノ木山を経由して石尾根に向かう登り口にある山です。ただ、この日の天気予報は雨。でも奥多摩は1ミリ程度の降水量ということなので、多少の雨でも行動する山岳部ならではの三送会として実施しました。
 当日は、山頂に着いてから雨に降られましたが小雨程度でした。ところが、この日都心では雨の他に強風が吹いて、電車は送れたり、国立競技場でのAKB48大島優子さんのさよならイベントが中止になったりと大変だったようです。雨には降られましたが、山の方が穏やかな天気でした。こういうこともあるのですね。
携帯電話接続情報
 倉戸山山頂
docomo
au ×
softbank
softbankは今回使用者が不参加でした。でも、auが×ということは、これまでの経験ではsoftbankもあまり期待できません。
天候や周囲の樹林の有無などにより、状況は変化しますので、あくまでも参考データです。
 

 奥多摩駅からのバスを倉戸口で下車。準備体操をして出発します。雨はまだ降っていません。
 登り口にある指導標。倉戸山の登山道は大変急峻で不明瞭な場所が多く、遭難事故が多発しているので気をつけて行けとのこと。簡単な山と思って油断してはいけないということです。
 本日のパーティは顧問、OBを含めて19名。最初は舗装道路の林道を進みます。
 指導標にしたがって、林道から右にそれ、登山道に入ります。
 登山道に入ると、最初はジグザグではなく直登です。はじめから飛ばさず、のんびり行く必要があります。
 今年は東京も雪が多かったのですが、その雪が降ってからはもうだいぶ経ちました。でも、奥多摩にはまだ随所にこうした雪が残っていました。
 歩きやすい尾根道に出ました。もやがかかっていますが、まだ雨は降り出していません。
 歩き出して約50分。一本立てます。地形図のちょうど960m地点。ここまで歩いてくると汗びっしょりです。
 ここを登り詰めると頂上という所に来ています。
 倉戸山山頂に到着しました。ここの山頂は広々としています。この日は曇っていますが、晴れていても木々があるので景色は見えません。
 ポツポツと雨が降り始めました。雷は鳴っていないので、雨がよけられる木下で昼食の調理を開始します。
 本日のメニューはブイヤベースです。
 たっぷりの野菜、肉のほかに、ブリやホタテの魚介類が入ります。
 ブイヤベースの完成です。具を食べた後は、魚介類のだしが出ているスープの中にご飯を入れて、リゾットにしていただきます。
 山頂での記念撮影です。
 そして、山頂での校歌斉唱です。卒業生にとっては現役最後の山頂校歌です。
 下山にかかります。
 道もだいぶ濡れてきて、滑りやすくなってきています。しりもちをつく者も出てきました。気をつけていきましょう。
 この時期の山はまだあまり花が咲いていませんが、馬酔木(アシビ)の白い花が目立ちます。
 奥多摩湖が見えてきました。
 無事に女の湯(めのゆ)バス停に到着しました。ここには温泉施設があるのではなく、ここから離れた所にある鶴の湯温泉の源泉があるのです。
 バスを待つ間、卒業生からの挨拶を聞きます。本当は山頂でやる予定だったのですが、雨が降ったので先に下りてきました。下級生が寄せ書きした色紙を用意してきたのですが、この贈呈も帰りの電車の中ですることにしました。
 卒業生の皆さん、山に行った経験を大切にし、これからも元気で頑張ってください。
 

 

inserted by FC2 system