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奥多摩駅から丹波行きのバスでお祭下車。後山林道入り口で準備をします。今回は歩荷訓練のため、荷物を計量します。男子は22〜25キロ、女子は15キロほど。「そんなに重くないようにお願いします」と、思わず祈りたくなる心境。
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林道入り口はちょっと狭いですが、ここで準備体操をします。
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体操をしたら歩行開始。約3時間ほど、単調な林道歩きが続きます。
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沿道にはうす紫色のホタルブクロが咲いています。
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車止めのゲートを右端から通っていきます。
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林道の行く手は緑深い山の中です。
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林道から見下ろすと、道に沿って後山川が流れています。
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道の端にヤマカガシの子がじっとしていました。30センチくらいでした。
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2回目の休憩で昼食です。この日の昼食だけは、各自用意してきたものを食べました。
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昼食後、再び歩き出します。この1ピッチで林道終点まで行く予定です。
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道の上に何かの施設があり、そのフェンスの脇から1頭の鹿がこちらをじっと見下ろしていました。
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右は落石防止のフェンスがかなり高いところがずっと張り巡らされています。左は垂直に岩が立ち上がっていて、切り通しのようなところを通っていきます。
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歩き始めて約3時間で後山林道の終点に着きました。
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東京都の水源地という碑が建っています。
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ここから三条の湯までは約30分ほどです。もうひと頑張りします。
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小屋に上がる道を左に分けて行った川のほとりが三条の湯のキャンプ場です。
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テントを設営して、夕食の下ごしらえも始めます。
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風呂場が男女1時間交代なので、食事の準備をしながら入浴をしました。
なお、キャンプ場使用料はこの春より500円から600円に値上がりしました。
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テン場の脇でホダ木栽培されていたナメコ。
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夕飯の麻婆豆腐を作っています。豆腐は高野豆腐を使います。
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米炊き職人のK君が、おいしくご飯を炊いてくれました。米にじっくり水を吸わし、炊きあがり後もじっくり蒸らしました。
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ご飯の上に麻婆豆腐を乗せて、麻婆丼にしていただきます。
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食事の後、現地の冷たい水でカルピスを作って飲みます。
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この日のミーティング。各自の一日の反省を話し、明日の行動を確認します。
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翌日は3時半起床。ホットドッグとスープの朝食をとり、4時半くらいになると、あたりはだいぶ明るくなりました。
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テントを撤収し、出発の準備です。
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小屋の前に集合。トイレを済まし、再び計量し、準備体操をして5時半前には出発です。
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三条ダルミまで約3時間、それほど険しい登り道ではありませんが、山肌に沿った単調な道が続きます。
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時折木漏れ日が射して明るくなります。天気が良さそうで、山頂での眺望が期待できます。
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この冬は奥多摩地方も雪が多かったせいか、途中の水場はよく水が出ていました。
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谷側に面した曲がり角で崩落したような場所には、しっかりとした木製の橋が渡されています。でも、ちょっと揺れたりします。
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三条ダルミに到着しました。
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三条ダルミの眺望が開けた正面には、うっすらと雲がかかっていましたが富士山が見えました。
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三条ダルミからもう一がんばり、雲取山山頂を目指します。
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三条ダルミから山頂までは約30分ほどですが、今度はジグザグと急な登りが続きます。
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ジグザグの登りにだいぶ疲れてきた頃、空が開けて山頂に飛び出します。避難小屋を抜けて、三角点のある山頂に向かいます。
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三角点のある山頂に着きました。
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埼玉県の標識のところで、まず記念撮影。
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次いで、東京都の標識のところで記念撮影。
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雲取山山頂での校歌斉唱。
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山頂を後にして、奥多摩小屋に向かいます。小屋の前のスペースで昼食です。
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ここから石尾根がスタートしますが、しばらくは防火帯となっている幅広の歩きやすい道が続きます。
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シラビソでしょうか。針状の葉が若く、開ききっていなくて、房のようになっています。
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眼下にヘリポートが見えてきました。この斜面を下りれば奥多摩小屋です。
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奥多摩小屋に到着しました。
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すぐに食事の準備に取りかからないといけないのですが、みんな疲れて、しばらくは言葉も動きもありません。
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小屋から少し下ったところに水場があります。この日の昼食メニューはうどんなので、冷たい水をくみに行きました。
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うどんができあがりました。わかめをトッピングしていただきます。
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うどんの後は、冷たい奥多摩水でカルピスを作って飲みます。
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食後、下山します。右奥に七ツ石山が見えます。 近年、歩荷は雲取山と、鷹ノ巣山、七ツ石山から石尾根を1年おきに交互にやっていますが、雲取側からやってきて、七ツ石の肩のところから山頂までの石尾根が山岳部では未踏破です。 |
そこで今回、男子部員の何人かで、七ツ石山の山頂まで空身でピストンすることにしました。
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七ツ石山山頂を、雲取側から制覇しました。これで、雲取山山頂から奥多摩駅まで、石尾根を踏破したことになりました。
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七ツ石山の肩から山頂ピストンで費やした時間は20分ほど。今度は、鴨沢に向かって下りていきます。この20分のロスタイムが、バスの時間に影響するでしょうか?
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鴨沢への道は、特に危険なところや急降下するところはありません。比較的歩きやすい道が続きます。途中で、冬の雪で壊れた鹿除けのネットの修理に山に入る方々がいました。ご苦労様です。また、ママチャリでこの道を下っていった方がいたのには驚きました。
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堂所(ドウドコ)を過ぎました。あと1時間と少しで鴨沢のバス停に着くはずです。
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このあたりでは、いろいろなきのこを目にしました。この黒いのはヒメキクラゲでしょうか。
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これはベニヒガサのようです。オレンジ色がよく目立ちます。
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これはアカヤマドリ。イグチ科の食べられるきのこです。
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タマゴダケがまさに卵からかえろうとしているところ。名前の通り、あたかも白い卵の殻を破って、生まれてくるようです。これも食べられるきのこです。
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ここは、鴨沢から登ってくると最初の水場になります。
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水場の表示は斜面の上を指していましたが、道の下の斜面に出たパイプから水がよく出ていました。そばには木の棒が立っていてコップが掛けられていました。
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最後の休憩で余分な水を全部捨てました。歩荷訓練は終了。身軽になって、少しピッチを上げて、バスの時間に間に合うように鴨沢を目指します。
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林道に出ました。
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駐車場の右横から、鴨沢への近道の山道に再び入ります。
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林を抜けて、眼下に奥多摩湖が見えてきました。まもなく鴨沢のバス停です。
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無事に鴨沢に降りてきました。さあ、次はいよいよ北アルプスでの夏合宿です。
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