2013年度 6月山行 奥多摩・三ツドッケ(天目山)(6月22日) 
新宿7:44(JRホリデー快速おくたま1号)→ 9:15奥多摩9:35(バス)→ 10:05東日原10:22(3ピッチ) → 

13:08一杯水避難小屋(昼食)13:59 →14:22三ドッケ(1576m)14:33 → 15:13一杯水 → 

15:17一杯水避難小屋15:25(1ピッチ半) →17:15東日原17:22 → 17:50奥多摩18:06 → 18:45青梅18:46 →

19:16立川19:20 → 19:47新宿

 昨年6月から三ツドッケ(天目山)に行こうとして、1回目は土砂崩れで道がふさがれバスが不通、2回目は人身事故の影響でJRが遅れていずれも行けず、3回目の正直ということで計画しました。それでも直前に台風4号がやってきて天候が心配され、どうにも三ツドッケとは相性が悪いと思っていましたが、台風は温帯低気圧になって当日未明には抜け、無事山行ができました。日中は天気が安定せず、少し雨にも降られましたが、それ以上に崩れることはありませんでした。また、7月には歩荷訓練が予定されていますが、その前に山に行くことができてよかったです。今回初参加の新入部員もいるので、初山行が歩荷だったら、ちょっと気の毒でした。
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 一杯水避難小屋
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天候や周囲の樹林の有無などにより、状況は変化しますので、あくまでも参考データです。
 
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 天目山山頂
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天候や周囲の樹林の有無などにより、状況は変化しますので、あくまでも参考データです。
 東日原のバス停広場で準備体操。今日は歩荷前の訓練でもあるので、男子20s程度、女子15s程度に荷物を計量して出発します。
 懐かしい形の郵便ポストが置かれている日原簡易郵便局の前を通ります。
 鍾乳洞方面に向かう道路を右に入って登山口に向かいます。
 酉谷山・蕎麦粒・天目山への指導標が出てきます。これはお役所が作った公のもの。
 その先の民家の前に、いかにも手作りというすばらしい指導標が立っています。
 民家の横の細い道をたどっていくと、まもなくジグザグの登りになります。
 最初の1ピッチ目は稜線に出るまでジグザグの登りです。前回の本仁田山のゴンザス尾根ほどではないですが、アキレス腱が伸びます。
 稜線に出ると傾斜は緩くなり、歩きやすくなります。進行方向の右手は針葉樹林帯、左手は広葉樹林帯になっています。
 地形図にも地図記号を見ればその様子がよくわかります。
 三ツドッケに来ると、いつも針葉樹林帯側で登山道の近くにある奇妙な形の木に注目してしまいます。ぐるりと一回りして、また上に伸びています。思わず昔「お前にいったい何が起こったんだ?」と訪ねてみたくなります。一回りするにも相当時間がかかっているはずです。津波に耐えた越前高田の一本杉も偉いけど、この木もエライ!
 稜線に出ると、たまに幅1メートル足らずの尾根道になることがあります。両サイドが崖のようになっているわけではないので恐怖感はないですが、地図で確認しながら、尾根を歩いているんだということを実感します。
 2回目の休憩の後、今度は小屋を目指して進みます。
 「まっくろくろすけ」の群れではありません。栗の実です。
 この辺りは一面が栗林です。たまにとても大きな栗の木があって、「大きな栗の木の下」を歩きます。
 歩きやすいヨコスズ尾根を気持ちよく歩いていると、正面に白い建物が見えてきました。まもなく一杯水避難小屋に到着です。
 樹林帯の中ではそれほど雨の影響を受けませんでしたが、樹木がなくなるともろに雨が当たるので、まずは避難小屋に入ります。
 水が枯れていることが多い一杯水の水場ですが、直前の台風や低気圧による雨の影響か、この日の水場はとても勢いよく冷たい水が出ていました。
 この日は帰りのバスの時間を気にしてあまりのんびりできないので、パンとスープの昼食です。
 それぞれが、ホットドッグを作ったり、食パンにお好みのペーストを付けていただきます。
 また、お好みのスープを作っていただきます。
 昼食後、小屋の裏手から三ドッケ山頂を目指します。
 この日は道中にあまり花は咲いていませんでしたが、小屋から三ツドッケ山頂までの間にギンリョウソウがかなり生えていました。
 山頂に着く頃には雨も止み、青空がのぞいてきました。みんなで集合写真です。
 そして、いつもの山頂校歌です。
 雲が切れて、秩父方面の山並みが見えてきました。
 出発前に、今回初参加の新入部員の挨拶をみんなで聞きます。山岳部では新入部員の自己紹介などのセレモニーは、学校にいるときではなく山に来て行います。
 それでは、来た道をそのまま通って下山します。
 雨が止んだ後、日の光に照らされる緑の美しさは格別です。
 下山する頃になって、すっかり天気がよくなってきました。林の中に光が差し込んできて、まさに光のシャワーを浴びて歩いているようです。
 林がとぎれる所に来ると、石尾根方面の山がきれいに見えていました。
 なんとかバスの時間に間に合うように下山でき、この日の山行を終えました。
 次は歩荷で石尾根を歩きます。
 

 

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