2013年度 歩荷山行 奥多摩石尾根(7月22〜23日) 
7月22日
7:30集合 新宿7:46(JR) → 8:53青梅8:57 → 9:31奥多摩10:15(バス) → 10:40中日原11:16 → 16:42鷹ノ巣山 →
17:04避難小屋 設営 夕食準備 18:00夕食 19:00 ミーティング 19:30就寝

7月23日
3:00起床 4:00朝食 撤収 出発4:22 → 4:34水場4:50 → 5:36日蔭名栗山 5:52朝食6:30 6:53高丸山 8:03七ツ石山8:18
→ 9:56鷹ノ巣山避難小屋10:07 → 12:05六ツ石山(昼食)12:56 → 13:42三ノ木戸山の下 16:09奥多摩駅

 北アルプスの夏合宿山行の前に、訓練のための歩荷山行に奥多摩の石尾根を歩いてきました。中日原から鷹ノ巣山の登りは、重荷を背負ってだとなかなかきついコースです。また、天候が安定しなく、雨の山歩きや幕営を経験しました。しかし、夏合宿前に悪条件の山行を経験しておくことは、むしろ有意義なことかもしれません。
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 鷹ノ巣山
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チェックを忘れました。
天候や周囲の樹林の有無などにより、状況は変化しますので、あくまでも参考データです。
 
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 七ツ石山
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天候や周囲の樹林の有無などにより、状況は変化しますので、あくまでも参考データです。
 
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 六ツ石山
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天候や周囲の樹林の有無などにより、状況は変化しますので、あくまでも参考データです。
 
 奥多摩駅からのバスは、平日は中日原に止まります。中日原の水場で給水し、荷物を計量します。男子は25s、女子は17sを標準とします。
 道路をふさがないように広がって準備体操をします。
 正面に見えるのは稲村岩。まずは、この岩の頭の裏側に行きます。
 のどかな奥多摩の山と谷の景色です。ここも東京都であることを考えると、ちょっと驚きます。
  
 登山道に入りました。道はよく整備されています。
 林が広葉樹林に変わりました。明るい日差しの中を進んでいきます。
 正面の堰を右にそれて登っていきます。
 小さな沢を何度か渡ります。このあたりは以前に比べると指導標や道がわかりやすくなっています。
 この道を登り切ると稲村岩のもとに出ます。
 山の天気は変わりやすく、稲村岩のもとで休憩したのち、歩き始めてしばらくすると雨が降ってきました。しばらくは樹林帯が雨を遮ってくれましたが、次第に雨脚は強くなり雨具を着けます。
 大きなキノコが目につきました。これはアカヤマドリというイグチ科のキノコのようです。食べられます。
 まだまだしばらくは登りが続きます。ジグザグと電光型に登っていきます。
 足下に蛍が飛んできたので捕まえました。昼間なのでもちろん光っていません。
 ヒルメシグイのタワを通過します。鷹ノ巣山まではもう少しです。
 鷹ノ巣山への最後の登りになります。
 鷹ノ巣山に到着したとき、いったん雨は上がりました。すかさず記念撮影をします。
 雨が上がっている間に校歌を斉唱します。晴れていれば山頂からの眺めは素晴らしいのに、この日は雲が多くて今一つでした。
 おまけに慌ただしく山頂を後にしたので、携帯のチェックを忘れてしまいました。
 鷹ノ巣山から避難小屋に向かうときに、また雨が降ってきました。
 まもなく避難小屋に到着します。
 避難小屋前の広場に到着しました。歩荷で重荷を背負ったうえにずっと登りが続き、おまけに雨に打たれて皆疲れました。
 疲れてもテントを張り、夕食の準備です。夕食準備は避難小屋の軒先を借りて行いました。今晩の夕食はカレーです。
 カレーはおいしく出来上がりましたが、なんと主食の米を忘れ、翌日の朝食のパンを半分切り崩して夕食に当てました。
 翌日、水場で給水し、再び重荷を作った後、まずは七ツ石山を目指して進みます。早朝は雨でしたが、日差しが出てきました。
 このまま晴れるかと思いきや、また雨が来るといった落ち着かない天気です。
 それでも富士山はきれいに姿が見えています。
 振り返ると大岳山のあたりも明るくなっています。
 石尾根の広い道をゆっくり進みます。あとは天気が晴れてくれることを祈ります。
 一本目の休憩地点で、パンとスープの朝食をとります。雨はあがって天気がよくなってきました。奥多摩は小さな虫が顔の周りを飛び回るので、虫除けネットをかぶっています。
 朝食後、再び七ツ石山を目指します。歩荷訓練なので、行きはピークを通っていきます。高丸山への登りは短い距離ですが、ほぼ一直線の急登できついです。
 青空が出てきて気持ちのよい天気になりました。
 正面に七ツ石山が見えてきました。もう少しです。
 七ツ石山に到着して記念撮影です。
 七ツ石山山頂で校歌を斉唱します。
 雲取山が見えます。来年の歩荷は、また雲取山の予定です。
 帰りは巻き道を通るので、アップダウンがなく楽に歩けます。
 避難小屋に戻ってきました。トイレ休憩をとって、今度は六ツ石山に向かいます。
 六ツ石山までも巻き道を通ります。歩くのは楽ですが、樹林帯の中で景色はよくありません。
 六ツ石山に到着しました。  ここでお昼です。まずはお湯を沸かします。
 お湯を沸かしている間に記念撮影をして、
 
 恒例の校歌を歌ってしまいます。
 お湯が沸いて、ラーメンを作りました。今回はラーメンの具がありません。この点も合宿への反省点です。
 平日のため、六ツ石山には登山客が他に誰もいませんでした。撤収する頃に、ポツポツと雨が落ち始めました。
 六ツ石山を下山して奥多摩駅を目指します。
 途中で見つけた赤く目立つキノコです。これはタマゴダケ。毒キノコのベニテングダケに似ていますが、かさにツブツブがなかったり、茎がダンダラ模様になっていたり、根本に「卵の殻」があるのでタマゴダケでしょう。これはおいしいキノコです。
 再び雨が降ってきました。この日は雨具やザックカバーを着けたり外したりと忙しいです。
 まもなく集落です。氷川の町は霧の中に包まれています。
 この時期、奥多摩の林道の脇にはたくさんのオニユリが咲いています。
 町の中にかかっていた霧は、次第に山の方に移っていきました。
 無事に奥多摩駅に到着。みんなよく歩きました。
 ただし、食材をはじめとして準備不足が目立った今回の歩荷。反省を合宿に向けて生かしていきます。

 

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