2012年度 9月山行 大月・扇山(9月22日) 
新宿7:50(準特急北野行き)→ 8:28北野8:29→ 8:39高尾9:05(JR小淵沢行き)→ 9:41鳥沢9:59(1ピッチ) →

10:54梨の木平休憩舎11:05(1.5ピッチ) → 12:17扇山(1137.8m)13:46 → 15:30鳥沢15:54 → 

16:30高尾16:42 → 16:52北野16:54 → 17:34新宿17:39 → 18:04錦糸町

(高尾まで京王線を使うのは交通費を安くするためです。乗り換えが面倒ですが、京王線特急は速いので、
JR一本で行くのと時間も大差ありません。)
 秋になって附属中学3年生6名(男子4・女子2)、高校1年女子2名の入部がありました。この日は春に続いて、今年度2回目の新人歓迎の山行です。新人のうち、当日は中3男子4名、高1女子1名が参加しました。
 文化祭で展示発表をしていると、「附属中学1年生、2年生は山岳部の活動はないのですか?」という質問を受けるのですが、中学生は1学年3クラスで120名の定員です。中1から高校の部活動まで生徒が散ってしまうと、中学校の既成の部活動参加人数が少なくなって成り立たない心配がありますので、中学での部活動を引退する中3後半から、希望者は受け入れ可能な高校の部活動に参加できるというルールにしています。一般の公立中学生は中3後半は部活動を引退して高校受験の準備に突入しますが、受験を気にせず、新たな部活動の経験ができるというのも、中高一貫教育校の利点の一つでしょう。
 ともかく、この春入ったばかりの高1部員には、いきなり後輩ができました。今後一層のパーティの充実が求められます。
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 扇山山頂
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天候や周囲の樹林の有無などにより、状況は変化しますので、あくまでも参考データです。
 
 鳥沢駅で給水した後、駐車場の横で準備体操をして出発します。
 天気は曇り。雨の心配はなさそうですが、うすい雲が空全体を覆っています。
 鳥沢駅は扇山登山の拠点なので、行く先々で丁寧な看板や指導標が出ています。
 中央自動車道の下を通過します。
 正面に見える扇山。鳥沢駅ホームに降り立ったときは、全体がはっきり見えていましたが、頂上付近に雲がかかっています。このまま行くと、山頂は白いガスの中かもしれません。
 民家をはずれて緑の中に道が通るようになりました。少し涼しく感じます。
 沿道では所々にシロヨメナの花が咲いていました。
 指導標に従って、舗装道路をショートカットする山道に入ります。
 駅から55分くらいで梨の木平の休憩舎に到着しました。一本とります。
 梨の木平を出発します。これから本格的な登り道が始まります。
 道の両側には、腰の丈くらいのアジサイが群生しています。
 百倉山からの稜線に出るまでは、針葉樹林帯の中をジグザグと登っていきます。
 稜線に出て、道の斜度がほとんどなくなると、まもなく扇山の山頂です。
 山頂で鍋にお湯を沸かしている間、ミーティングをして新入部員を中心に自己紹介をします。山岳部の正式な新人自己紹介は学校ではやりません。山に来てやることにしています。
 晴れていればこの正面に富士山が見えるのですが、この日は見えませんでした。
 本日のメニューはスパゲティ。夏合宿で余った食材の在庫整理を兼ねています。中3部員も調味を持って、高校生と一緒に調理を手伝います。
 ゆであがったパスタに好みのソースをかけていただきます。これはアサリの入ったボンゴレスパゲティです。
 扇山の広い山頂で、のんびりと昼食タイムです。
 扇山山頂での記念撮影。
 そして恒例の山頂での校歌斉唱。附属中学も高校と同じ、明治37年から歌い込まれている校歌です。中学生も一緒に初めての山頂校歌を歌います。
 下山は山谷の集落の方面に下りていきます。急な箇所はあまりなく、歩きやすい道です。
 視界が開けて道志山系の山々が見えました。その先は雲が厚くて眺望が聞きません。このずっと右側には富士山が見えるはずなのですが、このあとの場所でわずかに裾野の稜線が見えたのみで、この日はついに富士山は見えませんでした。
 道の両側に背丈ほどのススキが生えています。まだ穂は完全に開ききっていません。残暑が厳しい毎日ですが、季節は確実に秋に向かっています。
 ススキの道を通ればまもなく林道に出て、山谷の集落に着きます。
 途中でクワガタ(♀)を発見しました。
 集落の沿道に植えられているコスモスは満開です。
 無事に全員下山してきました。鳥沢駅までもう一がんばりです。
 鳥沢駅に到着。この日、日差しはたまに出ましたが、それほどの暑さはなく、山歩きには快適な気候でした。それでも歩いて汗をかいたので、アイスクリームを食べながら電車の到着を待ちます。
 

 

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