2010年度 9月山行 奥多摩天目山(三ツドッケ) (9月25日) 

新宿7:44(JRホリデー快速おくたま1号)→ 9:15奥多摩9:35(バス)→ 10:05東日原10:08(3ピッチ) →

13:10一杯水避難小屋(昼食)13:55 →14:20三ドッケ(1576m)14:31 → 14:53一杯水避難小屋15:00(1ピッチ半)

→16:52東日原17:22 → 17:45奥多摩18:06 → 18:45青梅18:46 →19:15立川19:21 → 19:56御茶ノ水20:05

→20:13錦糸町


 早朝、目覚めた部員は雨と風の天気に、「こんな天気で山行に行くのだろうか?」と思ったそうな。でも、今回は天気予報と天気図を何度も確かめ、昼前には必ず晴れると確信して、山行を決行しました。なにしろ、この天目山山行は6月に計画したものの、中止になったのです。このときは前日の天気予報や天気図でも翌日の晴天が見込めないと判断したので、前日夕方に早々中止の判断をしたのですが、当日は昼過ぎからは晴れてきたのです。そんな反省があっての今回の山行なのですが、予想通り雨は朝のうちだけで、奥多摩に着いた時はあがっていました。そして、昼前からは日が差してきました。こんな天気だったせいか、山を訪れている人も少なく、静かでのんびりとした山行が楽しめました。
 奥多摩からバスで終点の東日原下車。バスは次の出発までしばらく停車しています。そのわきで準備体操です。
 登山道への入り口に、現地の人の手作りと思われる指導標がありました。
 民家のわきを通って登山道に入っていきます。
 登り初めの1時間くらいは、ジグザグと電光型に急登が続きます。
 
 そのため、1ピッチ目は距離は稼げません。2ピッチ目からは等高線に沿った道になるため、アップダウンが少ない緩やかな道になります。
 登山道をはさんで谷側は杉の植林、山側は雑木林という状態です。そこで面白い杉の木を発見。幹が途中でグルリと一回転しています。この木の成長過程で、いったいどんなことがあったのでしょうか?
 秋の雨上がりなので、林の中にはいろいろなきのこが生えていました。こちら、オシロイシメジ? 白いカヤタケ?
 
 こちらも何でしょうか? 直径5センチくらい。プクッとふくらんで、表面には細かいトゲトゲがあります。とにかくきのこはよくわかりません。
 山の中にはあまり花がありませんでしたが、途中にトリカブトが生えていました。北アルプスのトリカブトより紫色が薄いです。
 尾根道に出ました。天気はすっかりよくなり、見上げると林の切れ間から青空がのぞいています。最初の登りを過ぎてしまうと、ヨコスズ尾根はとても気持ちのいい道です。
 登り初めて3時間、正面に一杯水の避難小屋が見えてきました。
 避難小屋に到着。ここで昼食です。
 時間があまり取れないので、サンドイッチの昼食です。お湯を沸かしてスープを作りますが、みんなお腹が空いたので、お湯の沸き上がりを待たずにパンを食べ始めました。
 コーンスープも出来上がりました。
 いつもは水が涸れていることが多い一杯水の水場。この日は雨の後だったためか、元気よく出ていました。
 昼食後は天目山の山頂を目ざします。
 天目山頂上は、2006年に話題になった、いわゆる「伐採おじさん」のおかげで、約300度の展望が得られるようになりました。この日は筑波山や都心の高層ビルも見えました。富士山は上部は雲の中で、裾野の一部が見えました。
 山頂にはしっかりとした標識がなく、手作りの標識が3つ、木に取り付けられていました。
 山頂で記念撮影。この日は参加者が少なめで、ちょっと寂しかったです。このあとはいつもの山頂校歌の斉唱。山頂校歌はこの下の欄の動画でどうぞ。
 
 下山します。雨上がりの道なので、滑らないように気を付けていきましょう。
 無事、バス停まで下山してきました。予定していた4時台のバスには間に合わず、次の5時台のバスを待ちます。その間、アイスクリームを食べて、のんびりします。
 山頂校歌の斉唱。

 

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