2010年度 5月新歓山行 道志山系 高畑山・倉岳山(5月29日) 
新宿7:35(中央特快高尾行き) → 8:18高尾8:20(中央本線甲府行き) →

8:49鳥沢駅9:10 → 9:55小篠貯水池10:05 → 10:30石仏 → 11:30 高畑山

(981.9m)・昼食12:30 → 13:00穴路峠 → 13:30倉岳山(990.1m)13:45 → 

14:15立野峠 → 14:25水場14:35 → 15:25唐栗橋 → 15:45梁川駅15:58

(中央本線高尾行き) → 16:32高尾16:47(中央特快東京行き) →

17:40御茶ノ水17:45 → 17:54錦糸町

高畑山まで2ピッチ半・2時間20分/高畑山〜倉岳山1時間/倉岳山〜梁川駅2ピッチ2時間

 毎年、5月は新歓および3年生の引退山行ということで、1泊の行程を組んでいましたが、ここ数年、土曜授業を終えた午後に出発するなどスケジュールが慌ただしく、また天候も不安定だったりすることがあるため、今年から日帰り山行に変更しました。なお、1泊山行は、天候が安定する秋に行う予定です。
 今回は、引退する3年生2名のほかに、高1一名、高2一名の新人が参加しての山行です。天気はあまりよくありませんでしたが、無事に終えることができました。天気の影響からか、登山者の数も少なく、静かな山歩きが楽しめました。
 JR鳥沢駅前で準備体操。この駅は扇山に向かう人がたくさん下りるのですが、この日は私たち以外はほとんどいません。
 駅から国道20号線に出て右折。しばらくすると民家のわきに案内が出てきます。
 地元のNPOの方が作った手作りの指導標です。
 指導標にしたがって、線路下をくぐって渡ります。大人は頭を下げないと仕えてしまいそうな高さです。
 線路を越えると、またまた手作りの指導標が現れます。
 線路に沿って、しばらく進みます。
 高畑山方面はこんな感じ。山の中では雨を覚悟しないといけないかもしれません。
 この先は、大月市が設置したこのような指導標が出てきます。やや小ぶりで、場所によっては目につきにくいこともあるのですが、頻繁に出てくるので迷わず目的地に行けそうです。
 団地に突き当たったら右へ。
 
 ここにも指導標がありました。
 橋を渡ります。
 橋を渡った先には、道路標識の中に「高畑山登山口」の文字が大きく出てきます。
 そして、登山口に到着。一般車は入れないようにゲートが設けられていて、登山者は右の入り口から入ります。
 この時期の山は新緑の緑が鮮やかで気持ちがいいです。
 「熊出没注意」の看板に、一瞬ギョッとします。気を付けていきましょう。
 駅から30分もあるいた頃、貯水池のわきを通過します。
 駅から1時間程度で分岐点に到着します。倉岳山に直行するルートを分けて、まずは高畑山に向かいます。
 比較的緩やかな登りが続きます。あたりは、もやがかかって幻想的な感じです。
 たまに、急登する斜面が出てきます。ここを登り切れば稜線に出ます。
 稜線に出て、まもなく高畑山山頂というところ。
 林の中にいた時は、雨がポツポツ落ちてきましたが、山頂について食事をする頃には雨は上がりました。今日の昼食は具だくさんのソーメンです。
 チャーシュー・小エビ・天かす・きざみ海苔をトッピングしていただきます。部員たちは、苦しくなるほど食べたようです。
 以前訪れた百蔵山と同じく、この山も大月市が定める「秀麗富嶽十二景」の一つで、本当はこのバックに富士山の姿があるはずなのですが、この日は見えません。やはり、秋から早春にかけて訪れるのが一番なのでしょう。
 いつもの山頂での校歌斉唱です。指揮担当の部員が今日は休みだったので、歌い出しがちょっとまごつきました。
 新歓なので、簡単にミーティングを行います。部員がそれぞれ自己紹介をします。3年部員は、これまで活動してきた思いを語りました。
 もやが晴れない中、倉岳山に向かいます。
 途中で天神山を通過します。指導標がなければ、ここがその場所だということがわかりません。
 緑の中、時々あざやかな赤が現れる山ツツジです。
 倉岳山山頂直下の登り。山頂はすぐそこです。
 倉岳山山頂に着きました。この日はじっとしていると寒いくらいなのですが、ここまで登ってくると、体はかなり汗をかいています。部員の何人かは、背中から湯気が出ていました。
 倉岳山でも記念撮影。ここも大月市の「秀麗富嶽十二景」に入っています。
 下山してまもなく、立野峠に着きます。ここには、真新しい立派な指導標が立っています。梁川駅に向かって下ります。
 立野峠から約10分で水場を通過します。ここの水場は防火用水用とかで、飲用ではありません。残念。
 倉岳山を出てからおよそ50分、緑に囲まれたシェルターのような場所を見つけて休憩します。新緑は、雨に濡れると、余計に鮮やかさが増すようです。
 沢を何回か渡り返していくと、車の音が聞こえてきて、林道に近づいてきたことがわかります。
 立野峠から約1時間ちょっとで林道に出ます。ここには登山届け提出用のポストが設置されています。
 駅前に架かる橋を渡って、国道20号線を越えれば、梁川駅です。
 梁川駅に到着しました。ここは無人駅です。
 駅の待合室には、駅員さんの代わりに人慣れしたツバメが一羽止まっていました。

 

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