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バス停から歩き始め、林道を分けて進むと、いきなり大きな石が道の真ん中にありました。山側の斜面を見上げると、木がなぎ倒されて、この石が落ちてきた痕跡がありました。本当に落石には注意しなければいけません。
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福ちゃん荘までは、それほど雨に濡れずにすみましたが、テントを設営して食事の準備を始めると、雨が降り出しました。今回は雨に降られるのを覚悟して、ブルーシートを用意してきたので、林の中にタープとして張って、この下で食事の支度をします。風も出てきて寒いです。
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この日の夕食はすき焼き鍋。肉がごっそり入っているので、どこをすくっても肉しか入ってこないという状態です。
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雨が止まないので、テントの中に鍋を持ち込んで食事をすることにします。テントの中は暖かく、鍋を食べると体も温まり生き返ります。
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夜、テントに当たる雨音が、たまに弱まったりしましたが、結局雨は朝まで降り続きました。再びタープの下で、煮込みうどんを作って朝食を食べます。
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晴れていれば、この日の日の出は5時57分だったので、その時刻に大菩薩峠に到着できるよう出発する予定でしたが、あいにくの雨なので、ゆっくりと出発の準備をしました。それがよかったのか、準備体操をする頃には晴れ間が出てきました。
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雨は上がりましたが、日は隠れてしまいました。天気予報ではこの日は午後から晴れ。しばらくは、またいつ雨が降り出してもいいような覚悟で歩き出します。
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標高はまだ1700mを超えた辺り。黄色く色づいた木がありました。この辺りの紅葉の時期は、もう少し後のようです。
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大菩薩峠に到着。雨は上がっていますが、ガスが出ていて景色は何も見えません。
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大菩薩嶺を目指して歩きます。晴れていれば、ここはとても気持ちのいい稜線なのですが……。
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「賽の河原」に下りて、避難小屋のわきを通過します。
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雷岩です。ここだけ見ると、大菩薩はとてもハードな山に見えます。
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標高2000m地点に到着。私たちがここに到着するのを待っていたかのように、いきなり青空になりました。雨の心配はないと判断し、皆雨具を脱いで、しばし休憩。眺望を楽しみます。
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方角によっては、まだ上空に雲がかかっていますが、下は塩山の町並み、奥の遠方には南アルプスが見えます。
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富士山も顔を出しました。富士山の手前は大菩薩湖です。
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標高2000mを超えると、ナナカマドも赤く色づいています。
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大菩薩嶺に到着。この山頂は林の真ん中で、周囲の景色は見えません。
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いつもどおり、山頂で校歌を斉唱します。
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丸川峠に向けて、下山開始です。
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丸川峠に到着。丸川荘の奥の広場で昼食です。
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この日の昼食はスパゲティです。お湯を沸かしてパスタをゆでます。
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お好みのソースでいただきます。これはツナクリームソース。
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おかわりのもう一杯は、和風きのこソース。
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広い場所なのに、なぜか山岳部員は立ったまま食事するのです。
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丸川峠を後にして、昨日通過した上日川峠の分岐まで下りていきます。
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途中の木にたくさん生えていたきのこ。雨上がりなので、一斉に出てきた感じです。帰ってきて調べたら、ヌメリツバタケのようです。食べられるきのこでした。
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みそぎ沢の出会いまで下りてきて一本取ります。
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こちらも、沢に向けて横倒しになった木に、たくさん出ていました。これは、「もしや?」と思ったのですが、その場では自信がなく、帰って調べたら、やはり「ヌメリスギタケ」でした。こちらも優秀な食菌です。残念!
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林を過ぎると、日差しが出ていて暑いくらいです。交流保養センター(大菩薩の湯)に向かいます。
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大菩薩の湯に到着。空はすっかり青空です。
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露天風呂でリラックス。昨日の夜は雨にたたられましたが、山歩き本番のこの日は晴れて、景色もまあまあ楽しめ、とりあえず満足な山行でありました。
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