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ザイテングラードを登ります。ガレ場が続きますが、一歩一歩慎重に歩を進めます。
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周辺はだいぶガスが出てきました。
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途中、ザイルを背負った若い男性が、ものすごい勢いで私たちを追い抜いて行きました。山岳救助隊の人でした。その後、滑落した人の救助作業を目撃することができました。ケガをした人は幸い元気そうでした。安全な所まで背負って負傷者を下ろし、その後ヘリで救助する様子は見事でした。
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ザイテングラードを無事通過、穂高山荘が見えてきました。
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穂高山荘の前にそびえるのが、奥穂高岳への登り口。この登り口が鎖や垂直はしごがあったりで、ちょっとびっくりします。
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3点確保をしっかりして、安全に登ります。
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最初の登りを過ぎてしまえば、あとはガレ場でもなだらかです。
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奥穂高岳3190mに到着しました。残念ながらガスがかかって眺望はありません。
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日本第3位の標高での山頂校歌斉唱。
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山頂直下の指導標のところで記念撮影。これは昭和30年代の写真に倣ってみました。
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これが山岳部に残る昭和30年代の写真。指導標が現在よりも頂上よりにあるようです。
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西穂高岳方面のガスがわずかに薄くなって、ジャンダルムがうっすらと見えました。
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再び穂高山荘に向けて下山します。涸沢岳への登山道が見えます。
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穂高山荘前のテラスで昼食です。
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今日の昼食はスパケティ。お好みのソースをかけていただきます。
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テン場に戻って夕食準備にあたる先発隊が昼食を早くとって出発。いち早く涸沢小屋に着いてソフトクリームで小休止。
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本谷橋前の樹林帯の中で雨が降り出しました。じきに止むと思ったら本降りになってしまって雨具を着けて横尾到着。この日は手巻き寿司の夕食ですが、テント内で食べることにしました。
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翌朝も雨は止まず、雨の中での慣れない撤収作業で出発が1時間20分も遅れました。雨で気分も沈んだまま、横尾から蝶ヶ岳の稜線まで登ります。
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最初の休憩は槍見台。ここで昨夜用意したおにぎりを食べます。天気が悪いので、表情も沈んでいます。
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槍見台からの景色。槍ヶ岳方面はまったく見えません。
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同じ場所での昨年の合宿の眺め。槍が見えることで、疲れが吹っ飛ぶのです。
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単調な樹林帯を登ります。雨が降ったり止んだりで落ち着きません。5ピッチもかかってしまいました。
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やっと稜線に出ました。いつもなら見返すと槍・穂高がドーンと見えて感激するのに、何も見えません。
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雨はそれほどでもないですが、風が強く、かなり寒いです。ハイマツの陰に入って風を避けて、ロールパンとスープの昼食をとります。スープで体が温まりますが、体力は相当消耗しています。
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天候と体力の消耗と時間を考えたときに、このまま常念岳を越えるのは困難と判断。蝶ヶ岳のテン場での宿泊に変更します。
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テント内で2時間ほど休息をとった頃、天候が回復し始めました。安曇野方面は雲海が立ちこめました。
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常念岳ははっきりと姿が見えるようになりました。
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槍・穂高も見えるようになり、部員たちの表情もやっと明るくなります。
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