2009年度 3月山行 戸倉三山のうち市道山・臼杵山(3月27日) 
新宿7:44(ホリデー快速あきがわ1号)→ 8:48武蔵五日市9:00(西東京バス)→

9:31笹平9:40(1ピッチ半) → 11:16市道山(795.1m)昼食12:18(1ピッチ半) →

13:50臼杵山(842.1m)14:00(1ピッチ半) → 15:39荷田子 → 15:55瀬音の湯16:55(西東京バス)

→ 17:10武蔵五日市17:21(ホリデー快速あきがわ6号)→ 18:31御茶ノ水18:35 → 18:44錦糸町
 しばらく日の短い期間が続いたので、山行の後の温泉をスケジュールに入れる余裕がなかったのですが、そろそろ日が長くなり、高2部員からのリクエストもあって、山行の帰りに温泉に行く計画を立てました。場所は戸倉三山ですが、三山すべてを縦走するには五日市をかなり早く出発しなければならないので、今回は三山のうちの市道山と臼杵山に登り、荷田子の瀬音の湯に入るという計画です。
 一方、この山行の直前に高1女子の入部希望者が現れました。早速、今回は体験山行ということで参加してもらいましたが、山岳部のパーティーとしての行動ですから、まずは彼女のペースを考慮することが最優先です。せっかくの山行で、つまらない思いをしてもらってはいけません。初参加の彼女を交えて、果たして予定通り温泉までたどり着けたでしょうか。
 武蔵五日市駅からバスで笹平下車。準備体操をします。「水60m」の手書き看板が出ていましたが、どの方向に60mか不明。近くの民家の人に聞いてもわからなくて、そのかわりポリタン3個分の水を分けていただきました。ありがとうございました。
 最初の10分ほどは舗装された林道を歩きます。
 一般車両進入禁止のゲートをくぐって、先に進みます。舗装道路ではなくなりました。
 指導標にしたがって、小坂志川を渡ります。
 山道に入りました。最初は急登です。
 その後は比較的なだらかな斜面が続きます。
 山頂近くの樹林帯の中は、うっすらと雪が残っていました。2月末に関東地方に降った雪なのでしょうか。このあたりはだいぶ積雪が深かったのかもしれません。
 臼杵山からの分岐点です。あとでここまで戻ってきますが、まずはこのまま市道山山頂に向かいます。
 市道山山頂が見えました。
 山頂の北側は、一部伐採されています。そういえば、今年のスギ花粉はそれほど多くないようです。いつもこの時期の奥多摩は、杉林が真っ赤になっていましたが、今年はそれほどではありません。
 山頂で昼食です。今日は温泉に行く予定なので、昼食もあまり時間をかけられません。
 昼食はサンドイッチと各種スープです。レタスにハム、チーズをのせてタルタルソースでいただきます。このほか、各種ジャムも用意してきました。
 タマゴ好きの部長差し入れの、タマゴサンドの具。みんなに好評でした。
 山頂での記念撮影。
 そして、山頂校歌を歌います。
 次に、臼杵山へと向かいます。軽いアップダウンを何度か繰り返します。
 正面に臼杵山を見て、鞍部へと下りていきます。
 鞍部から山頂へ向かって最後の登り返しです。
 臼杵山山頂に到着。記念撮影だけをしました。
 山頂から眺めたあきる野市方面の町並み。
 荷田子へ向かって下山します。最初はかなりの急斜面です。
 元郷への道を分けて、荷田子方面に向かうとまもなくセメント工場と採石場が見えてきて、重機の音もしてちょっと興ざめになります。
 そのあたりから左手を見ると、木立の合間から特徴的な大岳山の姿が見えます。
 荷田子峠の手前に、「戸倉山菜葵(ぐみ)御前」がありました。小さなほこらです。
 荷田子峠を左に下ります。まもなく荷田子の集落です。
 下りきったところには、紅梅が咲いていてちょっと感激しました。
 紅梅の花です。
 バス道路と川を渡って、「瀬音の湯」と案内の出た角を曲がるところに、和紙の原料となるミツマタの木が花をつけているのを見つけました。
 予定時間より、少し早めに瀬音の湯に到着。初参加のMさんも、まったく遅れることなく歩き通しました。むしろ、身軽な足取りでした。本日、約8kmの道のり。よく頑張りました。
 中3部員は温泉は初めて。他の部員も久しぶりの温泉を楽しみました。

 

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