2009年度 9月山行 奥多摩本仁田山(9月26日) 
新宿7:44(JRホリデー快速おくたま1号)→ 9:15奥多摩9:34 → 9:47 ゴンザス尾根

入り口(3ピッチ3時間 途中昼食) → 13:23本仁田山(1224.5m)13:35(2ピッチ2時間) → 

15:27奥多摩16:23(JRホリデー快速おくたま4号) → 17:59御茶ノ水18:05 →

18:13錦糸町

 本校が中高一貫校になって4年目を迎えました。そして、昨年から附属中学3年生が、夏以降高校の部活動に参加できるようになりました。今年、山岳部でも中3生2名を新入部員として迎えました。以前から山岳部では「中高一貫校における山岳部のあり方」を考えていましたが、ようやく中高一貫校らしい山岳部の活動が始まりました。
 まずは、その中3生の2名も参加して、奥多摩の本仁田山に出かけてきました。一日中天気がよく、また、登りに選んだゴンザス尾根では山頂まで他の登山者に出会うこともなく、静かでよい山行が楽しめました。パーティは、中学生、高校生、OB、顧問と、中高一貫校らしく年齢層の幅広い集団です。
 奥多摩駅横の広場で給水と準備体操をして出発します。
 ビジターセンターの横を通り、車道の新氷川トンネル入り口から右に入る道を「もえぎの湯」に向かって進みます。
 トップに続く2名が中学3年生。この日のパーティはOB、顧問も含めて15名。
 もえぎの湯を通過します。ゴンザス尾根を下山に使えば、ここで汗を流して帰ることができます。
 新氷川トンネルを抜けた車道に出て、道を渡ったら団地の方に登っていきます。
 登り切ると、すぐ左側に階段が現れ、緑の金網の柵に「ゴンザス入り口」という手作りの看板があります。見落とさないようにして、ここを進みます。
 階段を上って団地の横を抜けると、すぐに山道に入ります。最初はこのような植林の杉林が続きます。
 およそ50分も歩くと、NHKの中継放送局の施設と鉄塔が出てきます。ここで一本取ります。
 NHKの中継基地を通り過ぎてから後ろを振り返ると、特徴的な大岳山の姿が目に入ります。
 さらに進むと、たくさんのアンテナが立っている場所に出ました。
 アンテナを過ぎると、もう人工的な建造物はありません。また、急な登りも一段落し、なだらかな尾根歩きになります。杉林は雑木林に変わっています。
 道には栗やドングリがあちらこちらに落ちています。紅葉はまだですが、秋の山の雰囲気を感じます。
 本仁田山の山頂は狭いので、山頂まであと1ピッチという広い鞍部で昼食をとることにしました。今日の昼食はホットドックとコーンスープです。
 大量のウィンナーをボイルします。
 コーンスープも温まりました。
 パンにレタスとウィンナーを挟み、ケチャップをかけていただきます。ホットドックの時はいつも用意するはずのマスタードが品切れで、今回は用意できませんでした。
 のんびりと食事をしています。パンの数は十分にあります。
 食事を終えて撤収したら、緊急ミーティング。出発前にはきちんとできなかった中学生の紹介をし、高校生、OB、顧問もあらためて自己紹介します。
 昼食後は山頂を目指します。山頂直下に最後の急登があります。
 急登を終えれば、なだらかになってまもなく山頂。
 山頂に到着しました。山頂には標識の外に、かなり傷んだ屋根付きの休憩スペースがあります。
 東側がわずかに開けていますが、こちら側には奥多摩の山々はないので、期待できる眺望ではありません。
 山頂で記念撮影。
 山頂での校歌斉唱。中学生は初めての山頂校歌です。
 下りは一気に安寺沢まで下ります。
 急な下り斜面が続きます。この日の道はぬかるんではいませんが、不意にズルッと足下が滑るので、注意して下ります。
 安寺沢の集落に入る前に一本取ります。この後はまもなく林道に出ます。
 林道を奥多摩駅まで歩きます。無事に全員下りてきました。初参加の中学生も問題なく歩きました。奥多摩駅ではみんなでアイスクリームを食べて、疲れを癒しました。

 

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