2008年度 3月山行 裏高尾草戸山(3月30日) 
新宿7:55(京王線) → 8:51高尾山口9:23 → 10:10多摩グリーンセンター10:20 → 10:40三沢峠10:50  →

11:00峰の薬師11:10 → 11:28三沢峠11:34 → 11:48草戸山(365m)・昼食13:47(1ピッチ) → 

14:55高尾山口(京王線) → 新宿(JR お茶の水経由) → 錦糸町
 学校行事等の関係で1月2月は山行にいけず、このまま年度が終わってしまうのもつまらないので、3月末に春の山行を計画しました。ただし、花粉が怖いので針葉樹が多い奥多摩は避けたい、初参加者や大学受験を終えた運動不足の卒業生が参加するかもしれないということなどを考えて、今回はのんびりとした低山ハイクにしました。京王線高尾山口より歩き出しますが、高尾山のように多くの人は訪れません。東京の「町田市最高峰」ということですが、静かな山行が楽しめました。
 
 高尾山口の駅前で給水します。立派な水場があります。
 駅前で体操をして出発。多くの人は清滝方面に向かいますが、私たちは駅前の甲州街道を相模湖方面に向かいます。「梅の木橋」手前では高速道路のインターチェンジの工事が行われていました。
 しばらく行って「高尾グリーンセンター」の表示を左折します。この辺りで有名な離れ座敷の懐石料理店もこの方面です。
 指導標は「大垂水峠・城山」方面に進みます。
 左手に老人ホームが見えてきます。その脇を通って登山道に入ります。
 登山道といっても木陰の中のなだらかな登り道が続きます。左手には川が流れていて、それに沿って進みます。
 歩き始めておよそ50分ほどでグリーンセンターに到着します。
 道の真ん中に大きなヒキガエルがいました。生きていますがかなりぐったりしています。
  
 見ると、すぐ後ろの水たまりに産卵していました。あと3メートルも進めば川があるのに、冬眠が覚めたばかりで寝ぼけていたのでしょうか?
 高尾山はかなりの人が出ていることでしょうが、こちらはほとんど人と会いません。
 グリーンセンターからは20分ほどで三沢峠に到着します。
 目指すは草戸山ですが、本日のコース上の最高点「榎窪山」(420m)で写真を撮ります。この後、ここに荷物をデポして峰の薬師をピストンします。
 峰の薬師の境内にある「姿三四郎決闘の場」の碑。碑の裏面には三四郎の相手であった檜垣兄弟の果たし状が刻されており、明治20年12月15日朝に決闘が行われたようです。ただ、最近の高校生の中には姿三四郎を知らない者もいて驚きです。
 本日この周辺の桜は3分から5分咲きという程度でした。
 峰の薬師からは津久井湖がきれいに望めます。
 再び三沢峠に戻って草戸山を目指します。ここが最高ピークなので、いったん下りに入ります。
 三沢峠から15分ほどで階段状の道が現れ、それを登り切ると草戸山の山頂に到着します。
 草戸山の山頂には展望台のような東屋が建てられています。
 早速昼食の準備に入ります。今日の昼食はスパゲティーです。
 最近はいろいろな種類のソースが売られているので、麺をゆでてこれらを混ぜ合わすだけでいくつもの味が楽しめて便利です。
 これはミートソース。粉チーズも用意してきました。
 こちらは和風きのこソース。
 部長のN君が中華風煮卵を調理して持ってきてくれました。中身はトロリとした半熟状態です。
 山頂にはスイセンが植えられていました。
 今回はOBより寄贈されたGPS(ガーミンGPSV)を試してみました。小型でも非常に高性能で多くの衛星を捕らえました。緯度・経度を明示した地図とともに持ち歩くと、現在地が一目でわかります。
 山頂での記念撮影。
 そして恒例の山頂校歌斉唱。
 山頂に別れを告げて下山します。
 草戸峠を梅の木平方面に下ります。
 暑からず寒からず、穏やかな気候ですっかり春の陽気です。
 指導標を「四辻・高尾駅」方面に進みます。
 いくつかの小さなピークを越えていきます。正面に高尾山が見えてくる頃、その方面からホラ貝や太鼓の音が鳴り出しました。
 歩きやすい道ですが、たまに木の根などがあって、そこに不用意に乗ると滑るので気をつけなければいけません。
 下りの最後はこんな民家の脇に出てきました。
 無事高尾山口駅前に戻り、今年度最後の山歩きも終了です。

 

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