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歩荷は夏合宿前の重荷を背負って山歩きをする訓練のため、出発点でザックの計量をします。全員の荷物の重さを25s前後に調整しました。
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三条の湯に向かう後山林道の入り口。北海道でよく目にする「熊出没注意」の文字もあります。
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計量が終わったら体操をします。
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後山林道を歩き始めます。林道の終点までは3時間ほどかかる見込みです。
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途中、水がしたたり落ちている場所で休憩。冷たい水でタオルを濡らしてほてった顔や頭を冷やします。
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長い林道をどんどん歩きます。高低差はないので、ゆっくり歩けばそれほど体力は消耗しません。日陰にはいると暑くないことも助かります。
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川を挟んだ対岸にワサビ田が見えます。
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水の流れがあるそばを通ると、ヒンヤリとした風が吹いてきて心地よいです。
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途中、広くなったところで昼食タイム。この日の昼食だけは各自弁当を用意しました。家が青果店のH君が調達してくれたミカンがはサッパリとしてとてもおいしかったです。
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長かった林道もやっと終点が見えてきました。
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後山林道の終点から三条の湯に向かう山道の水場で休憩。冷たい水で顔を洗う者、ポリタンを満たしてのどを潤す者といろいろ。
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三条の湯まで、あともう一息。
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三条の湯のテン場に到着。
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到着後、早速テントを設営して本日の「我が家」を確保します。
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家ができたら食事の用意。歩荷の夕食のメニューはカレーと決まっています。米をといで水に浸し、野菜を切って下ごしらえをしたら、温泉に入りに行きます。
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テン場の近くにある小屋には2機の小型水力発電機がありました。この写真、中央に見えるのが発電機。沢の流れをパイプで引き込んで利用しています。この2機の発電機で、小屋の電力はだいたいまかなえているようです。
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肉が1s入ったカレーができました。
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ご飯もうまく炊けました。
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手分けしてみんなでカレーをよそいます。
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カレーのほかに、H君のおかげでデザートのミカンが付いています。
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夕食後は、明日の朝が早いので、朝食用のおにぎりを握ります。山岳部は山に登るだけではなく、生活のすべてが活動です。
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テントの中でミーティングをします。各自の本日の反省と、明日のスケジュールやコースの確認がなされます。
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翌日、まだ辺りは暗いうちに出発します。頭にはヘッドライトをつけています。
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1本目の休憩をとる頃には、すっかり明るくなっています。
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緑の中、まずは三条ダルミを目指して進みます。
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たまに狭い場所もあったりしますが、まだ斜度はそれほどではありません。
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木の階段などもあり、道はよく整備されています。
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三条ダルミに到着。ガスがかかっていて景色は見えませんでした。
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三条ダルミを出発すると、およそ30分間、ジグザグの急坂が待ちかまえています。焦らず、呼吸が荒れないように、ゆっくりゆっくり上ります。
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急坂を上りきると、雲取山山頂です。三条ダルミからだと、ぱっと開けたところが山頂と思えますが、奥に見える避難小屋を越えたところが山頂です。もう一がんばり、そこまでたどり着きます。
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山頂は、東京都・埼玉県・山梨県がまたがっているので、それぞれの自治体がもうけたいくつかの標識が立っています。まずは東京都の表示がある標識のところで記念撮影。
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今度は埼玉県の標識のところで撮影。
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東京都最高峰での山頂校歌。
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雲取山の避難小屋は大変立派な造りです。
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中もとてもきれいです。
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頂上から見下ろした石尾根縦走路を下山します。
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急な斜面をジグザグに降りていきます。
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30分ほどでたどり着いた奥多摩小屋の前で昼食です。
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この前の高水三山のときにおいしかったので、今回もパスタの昼食です。まずは大鍋でお湯を沸かします。
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今回もいろいろなソースを持ってきました。これはオーソドックスなミートソース。
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全員でパスタをいただきます。
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食後は荷物も軽くなり、あとは無事に下山するだけです。
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下り道、段差があるところはあわてず慎重に。
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鴨沢に向かって下山していきます。
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かなり高度を落としてきました。まもなく堂所(どうどこ)。
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左手に六ツ石山の姿が見えます。
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と、斜面下に鹿が現れました。防護ネットが張られた場所だったので、住み着いているのかもしれません。
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少し離れた場所では、今度は斜面の上にいました。こちらが鹿を見ると、向こうでもこちらをじっと見ています。
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杉の木が伐採されたのではなく、土砂崩れなどでなぎ倒されていました。その下をくぐります。
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いったん車道に出ますが、鴨沢への近道はもう一度林の中に入ります。
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下に奥多摩湖が見えてきました。バス停までもう少し。
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無事鴨沢バス停に到着。
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バスの時間までまだあるので、アイスクリームを食べてホッと一息つきました。歩荷訓練これにて終了。
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