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朝、東京を出発したときは日差しさえ出ていたのに、次第に雲が多くなり、都民の森に行くバスの中でとうとう降り出した。都民の森に着いたときは一瞬雨は上がったが、結局また降り出したので、久しぶりに雨具、ザックカバーをつけて出発。雨の中の行動は昨年の歩荷以来。
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森林館を通過して20分で鞘口峠を通過。ここから所々急坂が現れて、本格的な登りになる。
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歩き始めて45分で稜線のベンチに出て一本取る。コースタイムをメモする。休憩して行動食を食べても雨の中なので、やや浮かない顔。
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山頂に向けて行動開始。たまに岩がむき出しになっているところがあり、滑らないように慎重に通過する。
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雨が降っているので東峰を巻いて、直接中央峰に立つ。こんな天気だからこの日は頂上に誰もいない。バスを降りたとき女性二人組がいて先に出発したが、すでに通過してしまったのだろう。
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そんなわけで、この日は山頂校歌も省略して早々に避難小屋を目指す。三頭山の避難小屋は立派でここで昼食を取らせてもらう。小屋に着いたら先発した女性二人組も小屋の軒下で昼食中だった。
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三頭山には何度か来ているが、小屋の中で食事をするのは久しぶりである。こんな雨天の場合は非常に助かる。安心してラーメンとレモンティーの昼食を楽しめた。備え付けのノートに、国分寺高校山岳部の書き込みを発見。活動している都立高山岳部の仲間の存在に励まされる。
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午前中、遠くで雷が鳴っていたこともあり、雨がやまなければ都民の森へ下山しようと思ったが、昼食後は晴れて明るくなったので、予定通り西原峠を目指すことにした。
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新緑の中を歩く。雨に濡れた後なので、緑が特に美しく見える。ほかの登山者にも会わず、聞こえるのはウグイスとホトトギスの声。トトロがいる森の雰囲気。この緑の色は都会では見ることができない。
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緑の中にツツジの赤が冴えてきれい。
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雨はすっかり上がり、アップダウンの少ない尾根道を快適に進む。
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避難小屋から1時間で槇寄山に到着。視界が開けて山梨県側の山が見渡せたのでちょっと感動。
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槇寄山から下るとすぐに西原峠。進行方向左の数馬方面に向かう。
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緑の中、一本きちんと道がついている。雨の後のため、ぬかるみや滑りやすいところに注意して進む。
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西原峠から50分ほどで、鹿除けのネットが張られた畑が出てきて民家が近いことがわかる。
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数馬の集落が見えてきた。ここも東京都である。
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槇寄山から約1時間強で温泉センターに到着。午前中雨に濡れ、雨具の中で蒸れた体を洗い流す。
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この日は温泉センターも混雑していなく、ゆっくりリラックスできた。露天風呂で記念写真。初参加のI君も満足という感想。一回経験するとその良さがわかるから、他の人も誘ってみるとのこと。3年が引退してしまったのでもうちょっと新メンバーを増やしたい。
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