前日の天気予報では晴天のはずだったのに、当日の天気は曇り。ケーブル御岳山駅前の広場は霧の中。我々の準備体操に合わせて、居合わせたハイカーの人も体操する。
 ケーブル駅を出発。体操をしているうちに我々だけになってしまったが、ケーブルカーは満員だった。
 土産物屋が並ぶ通りを通って御嶽神社へ。山登りに来た雰囲気ではない。
 約15分で御嶽神社に着く。一応、社殿まで上がってみる。
 社殿から少し階段を引き返した所にロックガーデン・奥の院へ向かうコースがある。指導標に沿って進む。
 一度下って少し登り返した所に、「天狗の腰掛け杉」がある。御嶽神社手前の「神代ケヤキ」とともに、御岳山では有名な木。
 御嶽神社までは大勢いた人々も、このコースに入ってからは誰もいなくなった。
 「奥の院・鍋割山」の指導標が見えたら、奥の院はすぐ上。
 神社から約50分で奥の院に到着。
 奥の院からは約15分で鍋割山(1084m)に到着。「鍋割山」の標識は指導標の柱にマジックで書いてあった。
 歩き始めてからしばらく聞こえていた作業用ケーブルリフトの音も消えて、静かな道をのんびり歩く。
 大岳山荘に近くなったあたりで、鎖が張られた岩場が出てくる。鎖をつかまなくても登れるが、下りはあった方が楽なのだろう。
 奥の院から約1時間で大岳山荘に到着。この指導標の下に山荘がある。
 これが大岳山荘。反対側にトイレと展望広場がある。今日は残念ながら何も見えない。
 大岳山荘から約20分で山頂。道中は出会わなかったのに、かなりの人がいた。昼食はホットドック。ソーセージをゆでながら、ガスの炎でパンを焼く。
 レタスをはさみ、ソーセージをのせ、ケチャップとマスタードを塗る。
 山頂での記念撮影。バックにせめて青空が広がっていたら……。  恒例の山頂校歌。山頂にはかなり人がいたので、歌い終わってから拍手をいただいた。
 大岳神社の狛犬。ブルテリアのような顔の形をしている。部員は「アリクイ」だと言っていた。
 下りはロックガーデン方面に下りる。木々も少しずつ色づいてきている。
 山頂から約50分ほどで、東屋に到着、休憩。立派な作りである。
 御嶽神社を過ぎ、土産物屋通りを抜けて間もなくの所に「山香荘」がある。ここで入浴をして帰る。ここは作家、浅田次郎氏の母親の実家だそうだ。   ラジウム鉱泉に入って疲れを癒す。浴室はまたまた貸し切り状態。
 さすがに帰りまでケーブルカーに乗るのはやめた。入浴後だったが、外は涼しく、舗装道路でもあったので、それほど汗はかかなかった。山麓駅に着いたときは真っ暗。足をけがして今回参加できなかった部員におみやげを買って、帰路についた。
 
 夏合宿以来の久しぶりの山行です。今回は奥多摩三山の一つ、大岳山に出かけました。前日まで中間考査だったので、部員は皆睡眠不足の日が続いており、登りは御岳山までケーブルカーで上がり、下山は入浴後にケーブル山麓駅まで下りてくるという、きわめて軟弱な山行になりました。
新宿7:44(JR) → 8:59御嶽9:05(西東京バス) → 9:15ケーブル下9:21 → 9:27御岳山駅9:40 → 10:00御嶽神社10:05(50分2ピッチ) →12:00大岳神社 → 12:20大岳山(1267m)昼食14:00(45分2ピッチ)→ 15:35御嶽神社・山香荘(入湯)16:35 → 17:30ケーブル下17:43(西東京バス) → 17:53御嶽18:00 → 18:17青梅18:30 → 18:59立川19:04 → 19:41お茶の水19:46 → 19:55錦糸町 20:05学校
 

2006年度 10月山行 奥多摩大岳山(10月21日) 

























































































































































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