3日目は大平山荘の横を通って、仙丈ヶ岳への登山道に入る。
 じきに藪沢が現れ、これに沿って進む。
 藪沢の右岸に渡りそのまま進む。左手にいくつか滝を見て進む。
 前方はガスがかかっていたかと思ったら、晴れて青空が見え始めた。
 登り始めて2ピッチ目で馬の背ヒュッテに到着。このまま通り過ぎて、休憩はもう少し先。
 馬の背ヒュッテの周辺はフキの花が咲き乱れるお花畑になっている。
 馬の背ヒュッテから少し登った分岐点で休憩。
仙丈避難小屋まであと1ピッチ。
 分岐を出発してまもなく、仙丈ヶ岳が見えてきた。
 仙丈避難小屋に到着。右手に見えるのは風力発電の風車。この日は3機が動いていた。ここでラーメンの昼食。この日は北沢峠発の最終バスで広河原まで移動するので、できるだけ早く昼食を済ませたい。
 45分で昼食を済ませ、仙丈ヶ岳山頂を目指す。この場所からは山頂にいる人々の姿が見える。
 山頂に到着して、恒例の山頂校歌。
 記念撮影を手早く済ます。
 仙丈ヶ岳山頂より見下ろした仙丈カールと仙丈避難小屋。
 小仙丈ヶ岳を経由して下山する。
 途中、北沢峠のテン場が見渡せる。深く切れた谷の中央部が北沢峠。
 樹林帯を抜けるとまもなく北沢峠だ。バスの時間には十分に間に合った。
 バスで広河原まで移動し、吊り橋を渡って広河原山荘のテン場に行く。
 4日目朝、この日はすべての荷物を持って北岳肩の小屋まで上がる。荷物を詰めたザックは子どもの背丈くらいある。てっぺんにのせた麦わら帽子がユーモラスだ。
 広河原山荘の横から登山道に入り、白根御池から草すべりのコースをとる。白根御池までは樹林帯4ピッチ。荷物が重たいので、まるでカタツムリのようにゆっくり進む。日帰りか山小屋泊まりの軽装の登山者に次々と抜かれていく。
 白根御池小屋に着いたら、新築の工事中だった。以前、雪崩で壊れた小屋が、鉄骨造りの立派な小屋に生まれ変わる。
 この日はヘリコプターによる荷揚げの最中にぶつかった。小屋の食料はもとより、鉄骨などの建築資材が次々と運ばれてくる。直下はものすごい風圧。フレンチトーストでのどかな昼食を楽しむはずだったが、パンが飛ばされるのを気にしながらあわただしい昼食となってしまった。
 雲の切れ目からチラッと姿を見せた北岳。
 白根御池を後に振り返ると、鳳凰三山の方面が見渡せる。
 草すべりを登る。登っても登っても、ひたすらジグザグと草すべりの斜面が続く。
 草すべり3ピッチ目にして、ようやく小太郎分岐に近づいてきた。
 小太郎尾根を北岳肩の小屋に向けて最後の1ピッチ。背後には甲斐駒ヶ岳の雄姿が見える。ここで、先にテン場に着いていたOBのM君と合流する。
 テン場に到着。小屋の近くのテン場はいっぱいで、少し下がったところのテン場にテントを設営する。かえってこの場所の方が静かで良さそうだ。テン場からは甲斐駒・仙丈・鳳凰三山が見えて素晴らしい。
 間もなくテントの設営が終わるところ。
 テン場から見た甲斐駒ヶ岳。
 地蔵岳の特徴的なオベリスクもはっきりと形が分かる。

2005年度 夏合宿山行 南アルプス:甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳・北岳(8月5日〜10日) No.2 

































































































































































































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